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Total Experience Gospel Choir Final Concert(45th Anniversary)へ! [考えたこととご報告]

2018年10月7日はTotal Experience Gospel Choir(トータル・エクスペリエンス・ゴスペル・クワイヤ)の45周年記念、そして最後のコンサートがシアトルのMoore Theaterで行われた。

このゴスペルクワイヤーに出会ったのは17年ほど前のこと。
友だちの引っ越しを手伝いに行きがてら
遊びに行こうと思っていた久しぶりのアメリカ。
そのついでのような気軽な気持ちで見に行ったゴスペルに胸が打たれて
そこから何度も足を運んだ。
クワイヤ(合唱団)もそうだけれど、そのクワイヤの創設者であり、リーダーである牧師のパット、Pat "Patrinell" Wrightさんの歌と声に完全に魅了され、ノックアウトされた。
パットが歌い出して涙が出ないことはないくらいの凄まじさだった。

もう、言葉では言い尽くせないほどいろいろなことを経験し、見せてもらった年月。
ハリケーンカトリーナ被災地に一緒にボランティアに行って初めてアメリカ南部を体験したこと
カナダのバンクーバーでロックグループ"Heart"のバックコーラスを体験させてもらったことetc...

実は昨年の44周年の時に、もう来年でクワイヤは解散すると聞かされていたので、すぐに
いつもの年のように10月最終日曜日に渡米するつもりでいたのだけれど、9月に入ってから
ラストコンサートの日にちを変更したことがわかり、諸々の事情を考えても
最後のライブは行けないと諦めていた。とても残念だけれど仕方がない。

でも10日前に連絡が来て突然2泊4日の旅がプレゼントされることになった。
ワオ、これは行くしかない!

プレスなど
>>Seattle Times

>>Radio Station "KUOW"

>>TV King5

建てられてから100年以上経つMoore Theaterで1700人ほどの満員のお客さまを迎えての
このファイナルコンサート。
最後にふさわしいクワイヤ、そして何よりも牧師パットの祝宴だった。
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3時間半に渡って、歌、ダンス、グルーヴ感あふれる演奏、お祝いと労いの言葉を話す人々の映像。
今年発売されたTyrone Hashimotoさんの"Mandela"はこのクワイヤとともに演奏され、
マンデラの自由で博愛の精神がTyroneさんの歌とT.E.G.Cの合唱で見事に表された。
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クワイヤ出身のグラミー賞受賞歌手もクワイヤに混じって歌った。
そしてゲストのスピーチではObama前大統領の前で3度歌った時のことや
Jimi Hendrixのお葬式の時など、様々なパットとクワイヤに関するエピソードがそこで紹介された。
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今、パットの映画をシアトルで作っていてその予告編も放映された。完成が待たれる。
>>preview"Patrinell"


ソロでのパットの歌声は会場中に響き渡った。
そして今年の夏に亡くなったAretha Franklinの歌を何曲か茶目っ気たっぷりに歌った。

Pat Wright and Total Experience Gospel Choir 45th Anniversary Concert "Tribute to Aretha Franklin" from Miho Usuda on Vimeo.



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The Gospel Concertというような、夢のような時間だった。
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このコンサートに行けることになった時から私ができることは何か考えていた。
日本からやってきたファンの私がシアトルのこのコンサート会場に立って
"パットとクワイヤの音楽に圧倒され、それからの音楽人生に大きな影響を与えたこと"
そして "日本でも何度かこのクワイヤのコンサートをしたこと"
最後は"「東日本大震災チャリティコンサート」を石巻・西光寺で行ったこと"
そのことを何としてもお話ししたかった。
(実は、パットとクワイヤに関するエピソードを交えた本を書こうと思って
まとめているのだけれどさて、完成はいつ?)

拙い英語でゆっくりとお話ししたけれど、観客はみんな反応し、
笑ったり、同意したり、悲しんでくれたり、拍手してくれたりとその場を共有できた。
この空気感や雰囲気を一生忘れない。

そのスピーチをここに記します。

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In 2001, I first heard Total Experience Gospel Choir singing at King Cat Theater.
I was so touched, especially Pat’s singing knocked out my heart.
Since then I’ve come to Seattle more than 40 times
and Pat took me to so many places like Texas, Louisiana, Mississippi, Nebraska, even Busan Korea with the choir.

Pat taught me so many things like “Just do it.” “Fight unreasonable.”

Me and Tyrone invited the choir to Japan 5 times.
We have so many incredible memories about the choir in Japan.
In 2007 we first visited Saiko-ji temple, Ishinomaki.
Saiko-ji’s Monk Higuchi helped us to hold the concert there.

In 2011 the Great East Japan Earthquake hit North Eastern Japan devastated whole area, Tsunami, washed everything out, and 18432 people died.
In spite of Tsunami Saiko-ji building remained, but its beautiful garden was gone.

We decided to start “Hands Of Love” project in order to encourage Ishinomaki people and Saiko-ji.

In 2012 “Hands Of Love” brought TEGC(Total Experience Gospel Choir) to Ishinomaki
and held a concert at Saikou-ji.
Concert was very touching and TEGC gave the audience the power of Love to keep going.

In the conversation between Pat and Monk Higuchi I clearly remembered these words.
”In spite of the difference that we believe Christe or Buddha our goal is the same.
Let’s work together to make this world a better place!”

Thank you for 17 years with you, guys!
Thank you, my American mother, Pat!

Miho Usuda
October 7, 2018

※日本語超訳は下記へ
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(日本語訳)
2001年、私はTotal Experience Gospel Choir(=T.E.G.C)がシアトルのキングキャットシアターで歌うのを初めて聴き、言葉にできないほど感動し、特に牧師のパットさんの歌は私の心をわしづかみにしました。
それから40回以上シアトルに足しげく通いました。
パットさんは私をT.E.G.Cと共にいろいろな場所に連れて行ってくれました。
テキサス、ルイジアナ、ミシシッピ、ネブラスカ、韓国の釜山にまで。
彼女は私にたくさんのことを教えてくれました。
「まずは行動」「不条理なことと戦いなさい(奮闘しなさい)」と。

これまで5回日本にT.E.G.Cを招聘し、日本での数限りない素晴らしい思い出を作りました。
2007年、私たちは初めて石巻市の西光寺を訪れたのですが
音楽好きの西光寺のご住職である樋口さんに
そのコンサートに対して全面的にご協力いただいたのです。
素晴らしいおもてなしとともに、そのコンサートは成功しました。
2011年、東日本大震災がその地域を襲い、津波によって全てが失われ
18432もの人々(2018年10月現在 wikipediaによる)が亡くなりました。
津波のために西光寺の建物は無事だったものの、美しい庭は失われてしまいました。

その年のキリスト教の復活祭の日にシアトルに行き、T.E.G.Cのイベントが行われる教会に
行って東日本大震災についてのプレゼンテーションをしました。
その後、T.E.G.Cのチャリティーコンサートを石巻の西光寺で行う目的で
”Hands Of Love”プロジェクトを立ち上げました。石巻の人たちや西光寺を勇気づけるために。

そして翌年、2012年に”Hands Of Love”はT.E.G.Cを招聘し、
再び西光寺でコンサートを開きました。
そのコンサートはとても素晴らしく、人々の心を捉えて、聴きに来てくれた人たちに
前進するための愛を与えたのでした。

牧師のパットさんと樋口ご住職の間での会話で、私が明確に覚えている言葉があります。
“私たちは信じるものは違うけれど(イエス・キリストとブッダ)目指すところは一緒です。
世界をよくするために共に頑張りましょう。”

皆さん、17年間をありがとう!
私のアメリカのお母さんであるパットさん、ありがとう!
ウスダミホ

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身体をお返しすること [ちょっと思いついたこと]

小学校からの親友のお母さんが亡くなったとの知らせがあった。
私は彼女のお母さんに初めて会ったの日のことを今でも鮮明に覚えている。小学校5年生の時、初めてお家に遊びに行った日ににっこり笑って迎えてくれたこと。
あまりにもお話しが楽しくてお夕食までごちそうになったこと。
小さい頃の友人のお母さんに初めて会った日のことを覚えているなんて、そのお母さんが最初で最後だ。

同じ町内で暮らしていた私たちは一緒に小学校に通い、中学校に通った。
その間に親友家族は他の地に転勤で引っ越したものの、一年半後にまた戻ってきた。
そして、もちろん私たちは友人として楽しい学生時代を送っていたけれど、彼女の家に遊びに行くといつも居心地の良さを感じて、彼女のお母さんとも話が尽きなかった。

私と親友は東京の大学に入学し、彼女の家族は彼女のお父さんの転勤で東京に住まいを移した。
風邪をひいて熱を出したと言えば、彼女のお母さんに「うちに来たらいいわよ」と1週間近くまるで彼女の姉妹の如くお家の子どもになったようだった。

社会人になってからはあまりお会いすることもなくなった。
だんだん自分のことで精一杯になったからだ。

その後、十何年も経ったあたりから時々私が演奏するR&B,FUNK系のライブに来てくれた。
「娘より私の方がこういう曲好きなの」って言ってニコニコ笑ってくれた。
いつも気持ちがすっとして、励まされた。

2年半前に親友と親友のお母さんが、私が演奏しているバンドのライブに来てくれた。
その時にはもう病気がわかっていたけれど、
まだまだお会いできると思っていた。

私は自分の母が病気がわかってから2ヶ月で彼方にいってしまったこともあり、精一杯看病できたのかといつも自分に問いかけていた。
そんなこともあり、できることをしようとこの日から思っていた。
と言っても、できることは限られていたけれど。

亡くなったと知らせを受けて、お通夜に駆けつけた。なんとしてもお会いしなければ。
最後にお顔を拝見して、本当にびっくりした。
あまりにも美しく透明感があった。

人は肉体はこの世の借り物であり、魂が入って自分のやるべきことをする、と聞いたことがあるけれど
こんな風に美しく肉体を残してお返しするというのは、人は彼方に行くまでどこまで純度を高められるのかと教えていただいたように感じた。
感謝の気持ちで溢れた。

私の今までの人生で知り合った大切な方々の中で彼方にいかれた方は少なくない。
でもみんな一緒にいるのかなと思うと、なんか心強い。


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